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zoom RSS バージニア釣行記F 〜 このままでは終われない…

<<   作成日時 : 2008/05/28 21:48   >>

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キプトペケ公園をあとにする。
ここからそのまま北上するか、チェサピーク湾横断橋へ戻るか…。

正直この時点で釣りのことは87%ぐらい諦めていた。
恐らくどこへ行っても同じような海岸線…。
じっくりひとりテトラに立って…というような釣りはここら辺りでは望むべくもないのだろう。
やっぱり日本とは違うのだ。

まだ3連休の初日−。
このまま南下してサウスキャロライナ辺りまで行くのも手だろうが、ここはアメリカ。
州毎のフィッシングライセンスが必要だし、レギュレーションも州によって違う。
情報が何もない状況でこのまま突き進むのは不安だ。

もうひとつの選択肢は一旦宿を取り、体を休めて、明日ここでヒラメ狙いで粘るか…。
場合によっては近くの釣具屋とやらに立ち寄り餌釣りの仕掛けを入手してもいい。
しかし、これもそのときの俺にとってはあまり魅力的ではなかった。

そう。正直気持ちは萎えていた。

仕切り直すか…。

帰路に着くならチェサピーク湾を渡り、ノーフォークからフリーウエーを使うのが正解だろう。
途中、ワシントンDC辺りに立ち寄って観光めいたことをしてもいい…。

そう考えて俺はハンドルを右に取った。
気持ちは萎えているが、かすかに後ろ髪引かれる思い…。
10時間もかけてここまで来たのにこんなもんか…。

有料道路の料金所を過ぎたところに小さなビューパークがある。
車を停めて、夕陽に光るチェサピーク湾と横断橋のシルエットを眺める。
越前の海ほど明確な音ではない…が、かすかに波の音が聞こえるような気がする。
………。
「よし。最後の最後あの人工島の釣り場で糸を垂れてみよう。魚種は関係ない。とにかく何か自分で釣った魚を写真に収めよう!」

決まった。
あそこでやってる連中はみんな餌釣りのはず。
足場高いし、込み合っているだろうからキャストは無理にしても、メタルジグなんかでバーチカルな釣りはできるだろう。
逆にそういう釣りは誰もやっていなくて効果あるかも…。
またしても沸々と皮算用が始まる…。

車を進めギフトショップの駐車場に滑り込ませる。
エギングロッドとメタルジグ、ジグヘッド、いくつかのワームだけを持って釣り場へ向かう。
ラインはPEのまま。風が気になったが、スプールを交換している時間がもどかしい。

画像


釣り場の上は竿がひしめきあっていた。
奥の方には糸を垂れるスペースなどありはしない。
戻りかけると、入口のところ−昼頃金髪のお姉ちゃんがグロい魚を釣った辺り−がぽっかり空いていた。
7gのメタルジグをするするっと落とす。
風でラインが煽られる。
積み石がどこまで入っているか分からないので慎重に糸を送り込む。
底と思われるところから少し巻き上げ、そこからしゃくり上げる。
意外と浅い…というかこんなに海の真ん中にあるのに、それでも浅い…。
2、3回巻き上げたところでややステイ。
「プツッ」としたアタリがある。
「魚はいる。でも乗るサイズではない」

辺りはすっかり暗くなっていた。
とにかくここで1匹釣るっ!

眠さも疲れも、空腹感ない。
さっきまでの萎えた感情もない。
ただただ1匹釣りたい。
それだけだった−。

(続く)

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