What's うぷ?

アクセスカウンタ

zoom RSS 最初のこと…キロアップのこと(前編)

<<   作成日時 : 2009/02/04 13:18   >>

トラックバック 0 / コメント 16

今回凄い長編(笑)
しかも話まとまってないし…^^;;;



「尺」っていうのが、ひとつ魚の大物の基準であるように…。
アオリイカのキロアップってのもひとつの基準であったりするワケだ。
エギングを始めて、そこそこ小物が釣れるようになってくると、当然次の目標はキロアップ…となってくる。

画像




以前に書いたように、2005年の夏、音海で私のエギングが始まった。

ぢつは音海で釣ったその前の週にもちょこっとロッドは振ってた…(笑)
単にPEのラインシステム組んで、先にエギつけて。
んで、タコ釣った…という記録が残ってた。
…ま、練習ってことで^^;;




…ともかく(笑)

私にとって、初アオリイカは2005年8月19日の小浜から音海に掛けてのサボ釣りだったワケだ。


当日何とか7杯のちびイカをキャッチし、「これで一人前のエギンガー!」になったつもりの私にとって、
そこからが試練の始まりだった…。

何せ、ちびしか釣れない。

記録では、音海行った翌週末から11月に入るまでの約2ヶ月半、毎週1回はエギングやってるのだが。
数はそこそこ釣ってるものの、サイズが出てない。
最大で胴長15cmそこそこ…。
11月末に夜勤明けの釣りで「17cm1杯だけど、それなりに満足!」という記録があるが(笑)、
その年はそれが最終のエギング。
後はメバルに走ってしまっている…。


季節的には秋から冬にかけてなので、まぁ、ちびイカの数釣りで正解なのだが。
やっぱり狙うからにはデカイの掛けたいわな〜。


エギング初心者で、よく分からんまま見よう見真似で竿振り回すだけなので。
それでなくても寒くて渋い時期なので釣れるものも釣れない。
釣れないから詰まんない。
簡単に釣れるメバルでぬくぬくと釣りしちゃってた私が、再びエギング行動を取り始めたのは、
年もとうに明けて、もうぼちぼち桜が咲いてもええか…とゆーぐらいの、3月初旬だった。




再開は和歌山から。
和歌山と言えばヤエン発祥の地だ。


カンケーないけど、和歌山って、海釣りに関しては凄く創意工夫のある地域なんだと思う。
ヤエンしかり、紀州釣りしかり…。
他所とは違うスリリングな釣りを生み出している地域なんだな。


もひとつカンケーないけど、和歌山ってゆーと、「和歌山ラーメン」ってのがあるが。
あれは、何がどう「和歌山」なのか…。
単なる醤油ラーメン。
ミカンが入っているワケでも、何でもない。
確かに和歌山の湯浅は醤油発祥の地だが、それはカンケーないだろ。

札幌は味噌、九州は豚骨…と特徴があるように、和歌山ラーメンにも特徴があると思われるのだが、
私には未だに分からない。
和歌山出身の飲み友に聞いても分からない…。



いつもの如く話が脱線しているが…(笑)


ま、エギング再開がヤエン人気の高い和歌山だった…とゆーのは、ひとつの転機だったと思える。

根が影響されやすい性格だから…、
防波堤で何度かヤエン師を見ているうちに一度やってみたくなり(笑)
これまた何の知識もないままやってみた。



ご存知の方も多いと思うが…。
ヤエンというのは基本アジを泳がせてイカに抱かせ、それを釣り上げる…というもの。

面白いのは、アジを泳がせているときにイカを掛ける針がないというところ。
磯竿からラインが出てて、その先にアジの尻尾が括られている…と思って頂くとよい。

画像


このアジをイカが抱いて、ジリジリと食べやすい場所に持って行き、頭の後辺りからボリボリと食べ始める。
夢中になってアジを喰うイカをゆっくりと浮かせる。
この時点ではイカは自由だ。
そしてある程度イカが浮き、かつ、釣手に近づき、ラインとイカの角度が頃合になったときにヤエン投入。
竿の穂先から垂れているラインに、針を吊り下げ、水の中へと進めていく。
まるでケーブルカーのように…。

画像
これがヤエン。写真はシマノHPより借用


ここで初めてイカに針が掛かる。
抜け留めはアジの尻尾だ。
針が掛かったイカは、1号前後の細い磯竿、括られていない針…という極めて頼りなさ気なタックルであろうと、容赦なくジェット噴射を喰らわせてくる。
それを上手くいなしながらよせてくる……。




ポイントはアジの泳がせ方、ヤエンを入れるタイミング、アワセの入れ方…といったところらしい。

単にアジを放り込んでアタリを待つ人もいれば、アジを上手くコントロールしてポイントを探っていく人もいる。
生きアジを使うケースがほとんどだろうが、死にアジでもうまく誘いをかけてイカに抱かせる人もいる。

ヤエンを入れるのは早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ…という。
大きいイカならあっという間にアジを喰い尽してしまうので、のんびりしてるとヤエンを入れた頃にはイカがバイバイしちゃってるかも知れない。
…と言って早すぎるとイカが違和感を感じて離してしまう。

また、ラインとイカの向きもこの後の針掛かりのための重要なファクターになってくる。
イカが食べるのに夢中になっているとき、イカがアジの頭の方から全体を包み込むようにしっかり抱いているとき、イカがラインと一直線上になっているとき…そんなタイミングだという。
当然ラインの角度、イカとの距離も重要だ。

上手い人ならアタリと、イカを浮かせるときの具合でイカの大きさを見定め、何分後にヤエン投入と決めるらしい。
更にやり手の人なら、イカを浮かせるときにわざと強めに引いてイカにアジを持ち替えさせたりするらしい。

ヤエンを放り込んだら、ヤエンがイカに届いた頃合を見計らってアワセを入れるワケだが、これまたシロートには難しい。
イカが自分からどれだけの距離にいるのかを知った上でヤエンを入れないと、果たしてヤエンが届いているのか、まだまだ届いていないのか、まったく手探りになってしまう。
もちろん、このヤエンをイカのいるところまで送り込む作業も急激に落とし込めば当然イカは違和感を感じてサヨナラしてしまう。
ジワジワとそれでいて確実にヤエンを送り込み、ヤエンの先端がアジを喰うのに夢中になっているイカの下に入り込んだと思われるタイミングで、適度にアワセを入れる。
ガツンと入れる人もいれば、スィープに入れる人もいる…が、とにかくアワセを入れる。

……。

ダーッとヤエンってものについて知っていることを連ねてみたが、だいたいイメージして頂けるだろうか?(笑)





短期間ではあるがこのヤエンとゆーものを体験したのは大きな収穫だった…と今は思う。

それは実際エキサイティングな釣りだった。
初めてヤエンでイカ獲ったときは、実に小さなイカだったけど、足震えたしね(笑)


…そしていろんなことに気付かされた。


まず、アジの大きさ。
エギの大きさはメーカーによってバラバラだが、私が渡米前よく使ってたヤマシタのエギ王Q3.5号の長さが約13cm。
ヤエンやるまでは、エギ3.5号は春の親イカ用。秋の小型イカはそれよりも小さい2号とか2.5号とか3号とかでないと抱いてこないもんだと…。
ま、抱いてくるだろけどね。やはりエギがデカイと抱きにくいやろな〜と思ってたワケだ(笑)
実際、ヤエンで使うアジは20cmとかもっと大きいのもいたり。
とにかくエギに較べて遥かにデカイのを使う。

それでもね、やつらは抱いてくるのですよ。
それも小さいやつ、見るからにアジの全長よりも胴長が短いようなやつでも平気で…。
これは驚きだったなぁ…。

画像



あと、エギングのときはできるだけ自然にフォールさせる…ってのが基本なワケだけど、
泳がせてるアジは常に敵から逃げ回ってるワケでね。
竿先を見てると分かるんだけど、ピンピンとした尻尾の動きが、にわかに激しくなり、そしてピタッと止まる。
竿先に重みが掛かったようなそんな感じのあと、ビクッビクッとアジの断末魔が伝わってくる。

そう、イカは止まってるものとか、上からフォールしてくるものしか襲わないワケでは決してない。
激しく逃げ回るアジでもしっかり捕食してるのだな。
これも新鮮な情報だった。


イカがアジを抱くと、たいていの場合ジージーとラインが出て行く。
話によると周囲に外敵や自分より大きなイカがいない場合、
特にデカイイカはその場で堂々とアジをボリボリ喰い始めるんだそうだ。
が、外敵に見つかりやすいようなところで捕食した場合や、周囲に自分より大きなイカがいてせっかく捕まえたアジを横取りされそう場合、イカは安心してゆっくり食することのできる場所へと移動する。
このとき、ジージーとラインが出て行くワケだ。
実際この針掛かりしてない段階でジージーとラインを持って行くやつは、概ねちょっと小柄なのが多かった。


さて、ラインが走る。
焦る一瞬。
あまり走らせ過ぎるとコントロールがしにくくなるのでよくないみたいなのだが。
…と言って、走っているのを急にブレーキかけるようなことをすると、途端に違和感感じて離されてしまう。
イカに針が掛かってないのだから、この時点では無理はできない。
ジワジワと竿を立てたり、少しラインを送ってやったりしながら、イカに違和感を与えないようにゆーっくりゆーっくりとイカを浮かせ、近づけてくる。
その間にも何回か、ジーッとラインを持って行かれたりする。
めちゃくちゃスリリングな時間…。

でもね、ここでも気づいた。
仮にちょっと無理に引っ張ってしまったり、或いは近くに大きなイカや外敵がいたのか、ふと重みが抜けてしまうことがやっぱりあるワケで…。
あっちゃ〜^^;; って思うのだが、その辺りで誘いをかけるようにそのままフニャフニャとアジを漂わせてると、5〜6割ぐらいの確率で、再び竿先に重みが掛かる。
そう、一度離したアジを抱き直してくるんだね。
或いは横取りしたやつがいたのかも分かんないが…。

いずれにしても、一度離したエモノでも何回となく襲ってくる可能性は結構高いということ。
なんせ針掛かりしてないんだからね。


その頃何かのメディアで書かれていた意外な話で、
誰かがエギングでそこそこのサイズのイカを釣ったらしいのだけど、
何とそのイカ、その釣られたエギとはまた別のエギを1本、ヤエンを1本ぶら下げていた…とゆー(笑)
本当かどうかは分かんないが、食い気が立つと過去に経験した痛い思いが何処か行っちゃうのかも知れないね。



ま、

「アジの大きさと乗ってくるイカの大きさは必ずしも比例しない」
「激しく逃げ回るアジでもイカはしっかり捕食する」
「小さいやつは捕食したらすぐ走る。大きいやつはその場で食おうとする」
「離しても針掛かりしてなければまた抱いてくる。針掛かりしても抱くやつもいる」
「夢中で齧ってる間は水面ギリギリまで浮かされてもアジを離さない(笑)」

…そんなことに気付かされる。

ま、上手な人にとっては常識なんだろけど(笑)
そんな当たり前…と思わされることを実感できたのは、実に大きな意味があった。
もちろんエギングもヤエンもシロートだからね。
あるいは、エギと生きアジでは対するイカも捕食の意気込みが違ってくるかもしんない。
勘違いも多々あったろうが、それでもイカの捕食行動をリアルに感じることができたんじゃなかろうか。



…そんなヤエン体験。

結局デカイのは獲り損ねばかり…。
獲った中での最大は500gってとこだったけどね(笑)




そーゆー感じで、2006年の3、4月はヤエン三昧で過ぎて行ったのだった(笑)








エギングの話を書いているつもりが、ヤエンの話に終始しちゃった。
脱線しまくり……^^;;;
しかも長過ぎ……^^;;;;;;;;

もちろん、シロート談なので本格的にヤエンやられてる方からお叱りを受けそうだが…。
勘弁されたし(笑)

でも、この2ヶ月程のヤエン体験が後のエギングに大きな影響を与えたのは間違いないのだよな〜♪




そんなワケで、このあと後編ではようやくエギングの話に突入する……はず(笑)



にほんブログ村 釣りブログ 海外釣行記へ
海外釣行の話ではなかったが…いちおー貼っておく(笑)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
すごい大作ですね。今回のzinc362さんのブログを読んだら、日本へ帰ってアオリイカをやったら絶対釣れる気がしてきました。
実際私はエギのセットを1式持っているが釣ったことがありません。(笑)
kajinao_father
2009/02/04 13:35
夏後半からの子イカは数は出るらしいですが、やはり親イカでキロアップが面白そうですね。アジだけ泳がせていたらスズキやツバスに食べられることはないんでしょうか?
father
2009/02/04 14:10
ヤエン 面白いらしいですね♪私は まだやった事はないですが オモローと言う話をしばしば(笑)

今度は 私もヤエンに挑戦!!ってタイミングが難しいらしいので イカではなくアジに針刺してしまったら(^^ゞ あり得ないことをするのが 私です(*^_^*)
rose
2009/02/04 14:47
大変勉強になりました〜!
私にはスリリング過ぎて無理な釣行です(笑)
オートマチックルアーばかりでは駄目ですねー!
れおん13
2009/02/04 15:03
文面から楽しさが伝わります(笑)
イカもナマ餌とエギでは反応が違うのでしょうね!
ホントか嘘かバスの場合プラグで釣れるのは3パーセントだと聞いた事があります・・・(笑)
フラン
2009/02/04 22:08
イカは食べれるから良いですよね。。

バスギル釣っても食べれんことはないんですけど、食べたいとも。。
意外と美味らしいですが。。
BASS,
2009/02/05 00:03
イカを釣って、生きイカでブリならやったことはありますが、生きエサでイカはないです
死にエサならあるけどね

ヤエンはベテラン釣り師のイメージがあるけどzinc362さんも実は上手いんでしょ
シロートにはここまで語れないと思うな
しい
2009/02/05 04:41
kajinao_fatherさん>絶対釣れますよ〜。私でも釣れるんだから♪
是非やってみて下さい! 始めるならヒットの確率の高い秋からがオススメです。
zinc362
2009/02/05 11:55
fatherさん>秋の子イカは数が出やすいので、やはり入門には打って付けだと思います。
イカ独特の引きを味わうならやっぱり春の親イカシーズンでしょう。
直線的ですが、トルク感がたまりません。

青物がアジを食っていくことはよくあるみたいです。
イカが乗ったと思ってウツボ釣ったとゆー話もよく聞きます(笑)
zinc362
2009/02/05 11:59
roseさん>ヤエン面白いですよ〜♪
小さいイカでも針が掛かってない状態からの勝負なので、ドキドキ感はエギングの比じゃありません(笑)
ヤエンは最初絶対とんでもないことやっちゃいますよ^^;;
あり得ないことがあるから余計に面白いのかも…。

活けアジにクーラーに…と荷物が多くなるのが玉に瑕…かな(笑)
zinc362
2009/02/05 12:04
れおん13さん>何でこんな面倒臭い釣り方するんかな…という感じですが、結構面白いのです。
1杯釣るだけでもかなりの神経使います。
そこがなかなかマニアック(笑)

手返しはかなり悪いですけどね〜♪
zinc362
2009/02/05 12:07
フランさん>釣れるバスは3%…いい情報頂きました♪

活けアジとエギではアオリイカの反応は違ってくるでしょうね。
でも、イカの習性知るのにはいい勉強になったと思ってます♪
ヘタっぴなのは変わらないんですけどね〜(笑)
zinc362
2009/02/05 12:14
BASS,さん>流石にバスギルを食おうとは思わないですね〜(笑)
こっちの連中もギルは旨いと言いますが…。
一度試してみようと思いながら、決心がつきません^^;;
zinc362
2009/02/05 12:17
しいさん>シロートですよ(笑)
大した釣果も出してないけど、語っちゃいました(爆)
いや〜、書いてるとホント面白かったこと思い出して、ついつい…^^;;
zinc362
2009/02/05 12:20
釣りってのは違うカテゴリでも、プロセスが重要なんだと改めて気づかされますな、格好よく言うとね。
面倒臭いことをクリアしないと満足出来ないって言うワガママさ加減は、フライフィッシングも同様です。
でもどのプロセスも誰かの真似事かもしれないんだけどネ。。。orz
ボクは内陸育ちで海釣りはほとんど経験してないんですが、「臨場感」と「楽しさ」がひしひしと伝わってきました。
長編ご苦労様でした。
ネタ切れ?対策で数編に分けた方が良かったかも^^;

ノリ
2009/02/05 14:12
ノリさん>ありきたりな言い回しですが、対象魚を手にする瞬間の嬉しさは、そこに至るプロセスがあってこそ…ですもんね。
フライのタイイングも釣りの大きな部分でしょうし、それこそ面倒臭さの極み? 正に一番楽しい部分なんでしょうね(笑)
フライについては、私はまだそこまで至ってませんが^^;;

長編疲れたので、後編はちょっと後に…(笑)
「楽しさ」伝われば書いた甲斐があったと思えます。
ネタは、まぁボチボチ探します(笑)
zinc362
2009/02/06 13:41

コメントする help

ニックネーム
本 文
最初のこと…キロアップのこと(前編) What's うぷ?/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる